アニメーターの給料と評判と知名度について

アニメ文化の強い日本において、幼少期からアニメに慣れ親しんでいると将来の夢などでアニメ制作に関わりたいと考える方が多くいます。漫画家や声優などは代表的な職業に挙げられますが、アニメーターも非常に根強い人気があるアニメ関連の職業です。しかし、アニメーターの仕事内容をあまり知らないままアニメーターになりたいと言っている方も少なくないでしょう。アニメーターはアニメ映像の骨子になる原画や動画などを手掛けている職業で、1週間のうちの仕事量がかなり多い過酷な職業でもあります。そのため将来の夢としての評判は良いけれど、実際に働きはじめるとその過酷さを身に染みて感じるのです。もちろんアニメーターとして成功することで、この人の手掛けているアニメは面白いといった固定ファンも増えてくるので魅力もたくさんあります。

作業現場はとても過酷な日々を送っている

アニメーターの手掛ける作業というのはアニメ映像を動かすうえで必須な要素と言えます。普段見ているアニメ作品はキャラクターが自然に動いて物語が展開していきますが、そのキャラクターの動きというのは何十枚にも及ぶ枚数の絵が描かれているのです。1秒を24分割したものを1コマといい、そのうち3コマに1回動きを表現する絵を描くのが一般的なため、1秒の映像を動かすためにも最低で8枚の絵が必要になります。30分アニメの場合本編はおよそ20分前後あり、それだけで途方もない枚数の絵が必要になってくるのがわかるでしょう。それが1週間ごとに新しい話を放送するのですから、アニメーターの仕事というのはとても過酷なことがわかります。ただ絵が上手いだけではアニメーターになるのは難しいのです。

新人では労働に見合った給料が得られない

アニメーターの仕事が過酷なことがわかったと思いますが、毎日何十枚もの絵を描いていても、新人アニメーターの月給というのは10万に満たないことがざらにあります。もちろんアニメーターとして成長していくことで給料も上がってきますが、ほとんどの新人はこの段階でやめていってしまうことが多いです。一つの作品を手掛けるアニメーターは何十人もいるので当然負担は減りますが、月給が10万円もないと生活していくことも大変でしょう。それなのになぜアニメーターを続けている人がいるのかというと、純粋にアニメが好きだという人が多くいます。好きなものに携わる仕事だからこそアニメーターとして仕事を続けることができ、感動的な作品を手掛けることができるのです。アニメーターを目指している方は過酷な面を知ったうえで、続けていけるだけの情熱をアニメにかけましょう。